私とバレーボール

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私にとってバレーは いわば只の生活の一部。 生活の一部だから毎日毎日繰り返している。 バレーに対してなにも愛着はない 毎日この体育館で時間が過ぎるのを待っている。 …そんなんだから私は上手くならないんだろうな。 口をゆすぎ練習に戻った。 ティシャツの袖に赤いしみが出来ている。 あいつは私のコトを嫌っていた。 苦労して私を手に入れたのに私が思った以上に伸びなく、"期待外れ"な選手だったからだろう。
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