作為的な運命の出会い

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「ん?ここは…………親父の研究室?」 「そうですよー。礼人君のお父さん、仁義(ひとよし)室長の部屋を私たちが引き継いだんですー。」 「元々この研究室の研究員はオレたちしかいなかったしな!」 「あぁ、だから親父に会いに行くといっつも二人がいたのか。」 「そうゆうことだ!」 一体何を威張ってるんだろう? 「―そして、私たちが年を取らないのは、仁義室長の研究の成果の1つなんです。」 「…………光香ねぇ、それはどうゆう意味?」 「………礼人君、改めて自己紹介しますね。私はあなた様の父上、仁義様が生み出した人造人間、綾崎光香(あやさきみか)です。」 「同じく、綾崎光希(あやさきみき)です。」 「……………………」 ど、どういう事だ。 光香ねぇと光希ねぇが親父が作った人造人間? 「んなバカな、二人ともどっからどうみても普通の人間じゃないか。」
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