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俺達が睨み合っていると聞き覚えのある声がした
辰巳
「お前等こんなところにいたのか!」
翔・颯・遣斗
「「『ママン!』」」
辰巳
「はい?」
おっと間違った
翔
『たっちゃん助けてくれ』
俺は思わずたっちゃんに抱きついた
辰巳
「なっ…翔!?」
辰巳は頬を赤く染めた
気持ちわるっ by翔
翔
『颯と遣斗がいじめるんだ!』
俺は泣き真似をしてみせた
すると辰巳は俺をはなして颯と遣斗に向き合った
辰巳
「そぉーう…けんとぉぉお?」
こちらからは辰巳の顔は見えないが
どうやらそうとう顔が凄いらしい
辰巳
「翔は先に部屋に戻っててくれ、5号室だ」
翔
『ワカリマシタ』
思わず片言になりながら俺はその場を後にした
後ろから断末魔の叫び声が聞こえた気がしたが気のせいだ気のせいだ
気のせいだぁぁあぁああ
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