―SOUL―

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『ごちそうさま。』 俺はいち早く朝ごはんを食べ終えると、食器を流しにつけて二階へと上がった。 さっきの話の続きをしようか。 つまりは、守護天使ってのは、人間を護るガードマンの様なモノってこと。 生まれてきた時に直ぐに守護天使と契約するんだ。 つってもその時、守護天使は幼年期の守護天使。 喋ることも出来なければ、自我も持ってない。 俺の守護天使のアイリンみたいになるのは12歳の誕生日を迎えてから。 12歳の誕生日の時に、幼年期から成長期に入った天使と再契約をする。 んで、守護神だけど、これは守護天使の成長の果て。 大きさも人間とほぼ変わらなくなって(守護天使は手のひらサイズ)凄く強い。 おっと、肝心な事を言い忘れてた。 何から身を護るために守護天使達と契約をするのか。 ―悪魔達から身を護るため― その為に人間は守護天使と契約をするんだ。 でも、子供は純粋で心に闇がないから狙われ憎くて、大人の方が狙われやすい。 悪魔の目的が悪魔の生成だから。 おっと!こんな事を話している内にもうこんな時間! 「神影!時間!」 『わかってるって!』
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