―SOUL―

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教室に入っていつもの席に座る。 いつもの事ながら場違いな空気が流れてる。 周りは自分よりも4歳年上の人が大半なのだから当たり前だ。 後、要因はもう少し他にあるけど・・・。 「おー!上谷じゃん!」 教室に響き渡る馬鹿デカイ声。 はじめの頃は面倒くさく感じていたけど、今じゃ安心さえも、感じてる。 『タカさん・・・。人を珍獣みたいに言わないでくださいよ。』 「いやー、久しぶりに上谷を見たからなぁ。」 『タカさんが学校をサボり続けてたんじゃないですか。』 「サボったとは人聞きが悪い!寝坊して、そのまま行くのが面倒くさくなったと言え!」 『はぁ・・・。』
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