―クフォレンスの高原―

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「そ、よく造るの。まぁおいおい教えてあげる。」 サラに話を打ち切られた。 何か言いたくない事でもあんのか? 「神影!落ちて!」 落ちる? 「早く!」 サラの声から鬼気迫るものを感じた俺はとりあえず言われた通り地面へと急降下していく。 「あの茂みに隠れて。」 同じように降りてきたサラの指示で、茂みに飛び込む。 続いて飛び込んできたサラだが、何も言わない。 とりあえず、サラが話すまで、口を閉ざすことにした。 サラはじっと何かを見ていた。 サラの見ている方向に人影を発見した。 「ふぅ・・・・。やりすごした。」 ズバッ 俺とサラの丁度真ん中に剣がのびてくる。 『んなっ!?』 俺とサラは左右それぞれわかれて、茂みから飛び出した。 「ちっ!見つかった!」 俺達の目の前には武装した五人の兵士がいた。 『こいつらは?』 「大監獄ダーベラの警備兵ね。」 「昨日、グリフォールとの国境警備基地から不法入国者二名侵入との連絡があった。まさか、あそこから時差三時間もあるこの地に1日でくるとは思っていなかったがな。サラ・リグル!」
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