花火

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出会いは八月の夜 君は一本の花火を差し出しました そしてもう一つ 小さな光をくれました 光る花火は美しく そのぬくもりはあたたかく あれから月日は流れ 毎年来ていたこの海も この日を知っていたかのよう くれた花火も 愛してるの言葉も すべて君に返すよ あなたとここで最後…… ねぇいつかは花火のように 愛も誓いも消えてゆくのですね  
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