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館のほうから声が聞こえた
「め~い~り~ん!!めいり~ん!!」
門番である少女、紅美鈴を呼ぶ声だ
しかし美鈴はいっこうに声に気がついていない
と言うより寝ている
しばらくすると館からメイド服を着た銀髪の少女が近ずいてくる
先程まで美鈴を呼んでいた十六夜咲夜である
咲夜「まったく…手伝ってほしいことがあったから呼びに来たのに返事くらいしなさい!」
咲夜が呆れた顔で腕を組みながら美鈴の後ろに立ち言った
それなのに美鈴は返事どころか自分のほうに向こうともしない
咲夜「ちょっと!聞いてるの!?めい…」
その瞬間すぅすぅと寝息が咲夜の耳に入った…………
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