prolog~紅~
2/2
読書設定
目次
前へ
/
383ページ
次へ
prolog~紅~ 辺り一面には、肉片と血しか見えなかった。 視線を落とすと、腕の中には最愛の人の頭だけがあって、見るも無惨な状態になっていた。 体を探そうにも、周りの肉片はぐちゃぐちゃに切り刻まれていて判別のしようもない。 「詩乃…詩乃、なんで詩乃が…こんな…」 女の頭に問い掛ける。 手の震えで、頭は応えもなく形を崩した。 「殺してやる…!」 声が虚しく、空間にこだました。
/
383ページ
最初のコメントを投稿しよう!
736人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!