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ゾクッ。
2人は静かに背中に寒気を覚えた。
心の中で驚き、焦り、恐怖が渦巻く。
―恐い・・・。
と静かに思う。
少しの間沈黙が続いたがそれを少年が破る。
「これは、俺の分身。魔力だって半分も満たない。―恐いか?本当は殺したいけど国王を殺す訳にはいかない。けど、俺を連れ戻そうっていうならたとえ国王であっても・・・親父であっても容赦なく殺すからな」
「・・・・・・カ」
国王は、少年の名前を呼ぼうとしたがそれも叶わず少年はその場から綺麗に跡形もなく消えた。
残ったのは、微かな少年の魔力ど恐怖゙だった――――。
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