私の憂鬱。

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「永遠は、本当に良い人達に出会えたわよね。」 胡桃さんは可愛いらしく、そして穏やかに微笑む。 その表情を見ると、今度は市川さんが赤面。 《あ、れれぇ~~~っ?!やっぱり、市川さんも満更でも…ないの?》 「~~~っ!!だからッ…永遠だけじゃなくて、お前だってそうだろーが!!」 何とか、ごまかそうと必死な市川さん。 ――カラン、カラン。 《ん?お客さんかな。》 「申し訳ありません。今日は、もう閉店し――…」 「――腹減って、死にそうなんだけど。もう、ディナーはやってないの?」
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