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――カランカラン
「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」
「あちゃー…愛音チャンやっぱり駄目だったか。笑顔が引き攣ってるし!!」
「そりゃ、自分の彼氏がお見合いなんて。頭では分かっていても、テンション上がるモンじゃないでしょ?」
「14時からって、言ってたから丁度、今やってる所ですかねぇ?」
そう…
今日は、永遠のお見合い当日。
"彼を信じよう"
そう決心したものの、やっぱり気になって仕方ない。
いや、永遠がどうこう言うよりも…
相手の女性が彼を本気で好きになったりしないか、という心配。
――でも、どうしよう…
お見合い相手が、永遠好みの半端ない美人さんだったら!!!!
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