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｢――と､まぁそんな感じで､その後は調子づいた眞白が､自分の話をマシンガンの如く喋っていたワケでして｡｣
俺は､盛大な溜め息を大袈裟についた｡
今､思い出しただけでも､寒気立つ程の凄まじさだ｡
｢ま～た､変な女に引っ掛かったなぁ？｣
渓汰先輩は､同情するかの様な苦笑い｡
｢…おかしいわね｡日下 眞白は､そんなに自分の事を喋り倒す様なキャラじゃ無いハズよ？｣
胡桃は眉をひそめながら､そう言う｡
｢それは絶対に､ガセネタだろ？｣
あの喋りっぷりは､常人じゃねぇよ｡
つーか､さっきから一言も喋ろうとしない愛音｡
｢―――愛音､どうした？｣
ぼーっと､一点を見つめたまま黙り込み､心ココに有らず…ともいうべき状態｡
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