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あたしは ミナをしばらく見つめていた
あきらかに あたしの話を聞きたいのではないだな～ 瞬間的に 思い出した
ミナは 自分の悩みごとがあるとき
素直に 言い出さなせない子
自問自答を繰り返し 周りの子の 考え方を聞きながら 自分を否定したり 安心したり。。。
たぶん 今の言い方だと あたしの意見は 今のミナの気持ちには 反する答えだったんだろうな。。。。
「ミナ あたしはね 、、、
たしかに みんなみたいに 合コンの楽しさも 女同士で 海外に ブランド買い漁り旅行のはじけ具合も わからないけど、、、、、
ただね あたしは 今の暮らしが欲しくて 早くに結婚して 早くに子供を産んだんだよ？
なにを幸せに 思うかは 自分しだいじゃない？
あたしはね 男の子に優しくされなくても
飲み会で ちやほやされなくても。。。。
ゆうきと将に ゛今日のカレー うまぁ～い ゛ って 一言で 幸せになれちゃうんだよ」
あたしは ミナの手を軽くさわり 出来るだけ優しく 話した
ミナは 「ごめん あたし、、、」 と言って バサバサのマツゲから 涙をポタポタ 流した。。。
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