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机に落ちた涙を 指で潰しながら 机の上で 左右にふり 何か 字のようなものを書きながら
ミナは 少し軽くため息をつき 目を閉じたあと ゆっくり ゆっくり 話を始めた。。。。
「結婚して 最初は 頑張ってたんだよ?
あたしも 可愛い奥さん目指して 行こうって。。。
朝 早く起きて トーストに 目玉焼き 熱いコーヒー 用意して 優しく彼を起こして
お部屋を綺麗に 掃除して いつも フワフワな枕 パリッとした シーツ
夜は 疲れた彼に 栄養たくさんの ディナー
いつ誰が来ても いいように 綺麗に お化粧してさ
なのに。。。。 なのに あいつ 結婚して 半年たたないのに
。。。。 」
ミナのまつげから また たくさんの涙が ボトボト 落ちる
よく パンダ目に ならないなぁ~ と関心するくらい
「浮気 してたの?」 あたしは あまり深刻ぶらないように あっさりと聞いた
ミナは 小さく首をふり また 涙をハンカチで ふいた
「キャバクラに 行ったの」
えっ 。。。 つい 小さい声をだしてしまった
そっか~ 新婚だと キャバクラで 泣けるのか。。。
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