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あたたかい雪
あまりにも虚ろな あの時 たしかにあなたは そこにいた
季節は 冬の足音 冷たく身を裂く 澄んだ風
ココロもカラダも 冷えきっていた あの日
あなたは わたしに ぬくもりをくれた
それは あまりに儚く もろいぬくもりを
激しく求めあい 壊れ墜ちてゆく ふたり
互いの 痛み埋め会うように
抱きしめ合うたび この時のもろさを 感じていた
二度とない 時間であるのを 感じながら
季節は もぅ冬 冷たい雪 わたしをつつみこむ
ココロもカラダも 冷えきってゆく
あなたはわたしに 切なさをくれた
それはあまりにも 重く 悲しい切なさを
あなたを求め 壊れ墜ちてゆく わたし
増した 痛みを 振り払えない
抱きしめ合った あのときは幻なの?
あなたの声 あなたのぬくもり あなたの表情(顔)もぅ二度ともぅ二度と 触れられないの?
激しく求めあい 壊れ墜ちてゆく ふたり
互いの 痛み埋め会うように
抱きしめ合うたび この時のもろさを 感じていた
二度とない 時間であるのを 感じながら
あなたを求め 壊れ墜ちてゆく わたし
増した 痛みを 振り払えない
抱きしめ合った あのときは幻なの?あなたは今幸せですか?
あなたは笑っていますか? 今でも 想っています
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