暑い空気と冷たい木の棒
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「お、当たり」 そう言った隣の人物は子供らしくない ”にやり”というような表情で、手に持つ 細い木の棒を見つめていた。 「いいなー」 ちゅう、と細長いビニルチューブに詰まった 解け始めた塊のアイスを吸う合間に素直な感想を放つ。
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