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・・
食べたのはりんだった。
りんは
まこちゃんの手首を掴んでいた
私の手首をさらに掴んで
自分の口にもってったのだ
唖然とする私
ニヤリとするりん
まこちゃんに至っては
「ア~~ッハハアハハハ、
やだもぅ、りかもりんも最高!
アハハ~ッツひィ~お腹痛ッハハッ」
どうやら相当ツボだったらしい…;;
『も~りん!?!』
怒ろうと思ったのも束の間
「りかの溶けてる!」
なんて、
今度は私のアイスを食べる
あっ!
今までのやり取りのせいで
自分のを食べるのを忘れてた;;
「ほぉら、
りかってば食べるの遅いんだから先に自分の食べちゃわないと、ねっ!」
『ぅ、うん』
上手いこと流された?
私は少し溶けてしまった
カシスのアイスを口に運ぶ
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