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父親はTVをみながら、
「ほぉ…不思議な事もあるなぁ…。
まぁ…お前はそんな病気にならんだろ?」
食べ終わってTVを見てる自分に声をかけた。
「ん…もしかして…
なるかもよ?」
父親は途端、顔を曇らせた。
冗談だよ、と笑い飛ばそうとした矢先…
「隼人は健康だけが取り柄ですから」
と母親が隼人に抱き付いてきた。
「ちょっと!母さん止めろよ!」
隼人は慌てた。
「お父さんも隼人も、バカな事言わないでちょーだい!!
…ほら。時間ですよ?」
気付けば7時。
朝の時間は格別に早い。
慌てて鞄を持つと、
「いってきまーす!!」
「お母さん、今日出かけるからね!」
「わかった!!」
と、怒鳴って学校に向かった。
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