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6時‐
隼人の興味をひくニュースはやってなかった。
TVを一旦消して、2階の自分の部屋に戻る。
ゆっくり着替えて、学校に行く準備をした。
外はもう明るい。
窓を開けて、伸びをする。
気持ちいい風が入ってきた。
ふいに夢を思い出す。
同時に鳥肌がたつ。
慌てて窓を閉めた。
隼人の部屋の窓から、
篠山古墳がうっすら見える。
自転車で10分位のとこにあるのだ。
しばらくそれを見つめる。
ふいに母親の叫び声が聞こえた。
どーやら朝ご飯ができたらしい。
鞄をもって下におりる。
台所から味噌汁の香りがした。
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