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いつもの朝ご飯。
時間に余裕があるので、ゆっくり食べる。
すると後ろから声がした。
「お!隼人。
今日はやけにゆっくりしてるな」
味噌汁をすすりながら、父親をにらむ。
父親はヘラヘラ笑って、席につく。
「なんだその目は?
だってそーじゃないか。
6時に目覚まし時計はなるが、お前は起きてこない。
しばらくするとドタドタ降りて来て、母さんに、起こせと怒鳴り、
朝の挨拶もせずに、ご飯を食べて慌てて学校にいく…がいつもの朝だろ?」
その通りだった。
目覚ましは6時になるのに、気付けば6時30分は過ぎてるのだ。
無言でご飯をかきこむ。
父親がTVをつけた。
ニュースが流れた。
6時30分
そのニュースは、
最近話題の『眠り病』についてだった。
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