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殺した
僕を好きだと言った人を
僕の手で
僕を初めて好きだと言ってくれた大切な彼を、僕は死者にしたんだ
死者になどしたくなかったのに…
彼の死で世界は終わらずにすんだ
救われた
人々の平和、幸せは守られた
誰かの犠牲の上に成り立つ、かりそめの平和、幸せ
人々の笑顔
犠牲があるからこそ、得る事の出来るモノ
僕の幸せ？
そんなモノ、僕が彼を殺した時、彼と共に消えた
そう、僕の幸せは彼と共にあった
彼のいないセカイに、僕の幸せは存在しない
彼を殺した僕には…幸せになる権利などない
大切な人を殺した僕には…
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