天使

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聡「す~……す~……」 がちゃ  百合「あ、寝てたの……」 聡「……す~……」 百合「聡……困ったことがあったら相談するんだよ?」 『……いらっしゃいませ』 聡「ん?あれ……ここは……」 ?「ふふ……いらっしゃいませ(^^)」 聡「あ…貴女は……?」 ?「私は……えっと、天使……ですね」 聡「……僕……死んだんですか?」 ?「あら…どうして?」 聡「天使さんがいるってことは、ここは天国…」 ?「ここは……天国じゃありませんよ?」 聡「そうですよね……」 僕は天国になんか行けないだろうし…… ?「……?生きているんですよ?嬉しくないんですか?」 聡「……僕なんか死んだっていいんです」 ?「……」 聡「みんなに嫌われてるんです……」 ?「嫌われてるかどうかは分かりませんが……死ねばいい生き物なんて居ないんですよ?」 聡「……迷惑ばかりかけて、姉さんになんの恩返しもできてないし……」 ?「あの……お名前は?」 ふふ…… 久しぶりに記憶を読み取ってみましょうかね…… 聡「聡です……」 ?「聡君、顔を上げて?」 聡「え?」 ちゅ… 真っ白な天使さんは、急に僕にキスをした 聡「?…………………………………………………………う、うわああああ!!!!」 ?「なるほど……」 聡「え?あ……え?ど、どういうことですか?////」 ?「あ、すみません……このキスは私の力で……記憶を読み取れるんです」 聡「……」 ?「大丈夫ですよ、ここは現実の世界ではないので本当のファーストキスは奪ってないです(^^)」 聡「どうしてファーストキスって……」 ?「記憶を読み取りました(^^)」
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