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美和子は一人の先輩に指導を受けていた。
真剣に話を聞き、相槌をうっている。
「(美和子も真剣だな…)」
ぼんやりそれを眺めていると、どこからかヒソヒソと小声で話す声が聞こえてきた。
「あれ絶対初心者だよね」
「経験者って感じじゃないしね」
そちらのほうを向くと、女の先輩二人が美和子のほうを見て話していた。
「てゆーか基本的なルールもわかってないんじゃない?」
「うわぁ最悪じゃん!もうすぐ大会あるのに初心者足引っ張る…」
「大丈夫だよ。あいつレギュラーなんかなれっこないよ」
「だよねぇ」
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