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夏子「とりあえず、この辺で
切り上げて部屋に
戻りませんか?」
ジョーズ「ん?」
夏子「もし、雪女側が
フェイクだの何だのって
小細工を弄するなら、
私たちも昼に寝て
夜に備えるべきですよ・・
狙われてる状態で
寝れるような
神経太い人なら
いいかもしれませんけど」
確かに、昼と夜を
逆転させるべきか・・
冬美「投票時間になったら
ここにこればいいわけか。
いいね。そうしよう。
どうせ、今日の投票は
未来さんに決まりだしな」
冬美さんは未来さんを睨んだ
未来「は?
私は人間ですけど?
冬美さんこそ怪しいですね」
冬美「な・・私は人間だ!」
お春「まあまあ、お二人さん
投票はどう転ぶか
わからんですじゃ・・」
お春さんが入れ歯を
直しながら言う。
采夏「まあ、雪女側は
今日、仲間の未来さんが
処刑されることを予想して
由香さん殺しに
賭けたんでしょうね・・
昨日の由香さんの投票も
未来さんへの票だったし」
夏子「ということは、
やはり現雪女は二人。
そして、今日 未来さんを
処刑すれば残1。
・・と、いうことですね」
ジョーズ「勝った・・か?」
ジョーズがニヤリとする。
小町「いえ、
ここからですよ・・
あと一人が手ごわいかも・・」
未来「馬鹿馬鹿しい!
下らない推理!」
未来さんは私たちを
憎しみを込めて睨み
一瞥すると階段を駆け上り
2階へと消えた。
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