雪女編・題7章

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静まり返った 夜のとばりの中、 銃吼が館の中を所狭しと 駆け抜けた。 私は飛び起き、 まず自分の生死を確かめる。 生きてる・・ 私じゃない。 そして次に時間、午前1時。 早い!いつもより断然早い! 仲間同士で 話し合いは無かった? すでに殺害する人物を 決定していた? また、フェイク? 否! やはり、雪女側は 残り一人なのだ! 私たちも必死だが、 雪女側も必死なのだ。 いや、いや 待てよ そう断定するのは まだ早い・・ 万が一、 最悪、残2人だったら? それとも3人? ・・無い無い。それは無い。 未来さんは雪女のはず。 1は削ったはずだ。 どっちだ・・どっちが 優勢なんだ? いや、優勢とかどうでもいい 私は生き残れるのか?
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