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冬美「今日の投票は
どうするね?」
なんでこいつは
いつもいつも 票を1つに
まとめようとするんだ?
采夏「別に・・思った人に
投票すればいいんじゃ?」
ジョーズ「誰が特に怪しいとか
ないやろ?
この中じゃ・・」
冬美「そうかな?
私はアナタが一番怪しいと
思うね、ジョーズさん」
ん? 何故だ?
ジョーズ「は? なんでや?
聞き捨てならんなぁ・・」
冬美「勘だよ、勘・・」
勘って・・アンタ・・
それじゃ、
瑞穂さんの悪魔占いと
同レベルだよ・・
ジョーズ「アホらし・・
自分に
票が入ってほしくないから
他人に票を誘導しとるだけやろ
アンタが雪女ちゃうか?」
冬美「私は人間だって、
何回も言ってるだろう!」
冬美さんは顔を真っ赤にして
ジョーズに食いかかる。
まるで
瞬間湯沸かし器である。
小町「とにかく、人数も
もう少なくなってきて
誰が怪しいって、
みんな怪しいですから、
自分の思った人に
投票しませんかね~?」
采夏「賛意」
ジョーズ「賛成や」
冬美「フン!
小町さん、アナタ
いつからリーダーに
なったのよ・・
リーダーは私でしょ?」
お前こそ、いつリーダーに
なったんだ・・
小町「はーい、じゃあ
邪魔者は消えますね~」
そういうと、小町さんは
2階へと上がる。
それを見て、ジョーズも
無言で上がっていった。
采夏「ま、そういうことで
次の投票時間に会いましょ」
采夏さんが部屋へと戻る。
残りは私と冬美さんだけ・・
私はチラっと、冬美さんを
横目で見ると
目が合ってしまい、
ペコリとお辞儀をして
逃げるように、
階段を上がった。
私は部屋へと戻ると
いつものように夜間に備え
眠りについた・・
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