第6章 第二の殺人

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小夜館に戻ると、由香オーナーは従業員に指示を飛ばした 由香「夏子ちゃん、アナタはすぐに警察に電話して!」 夏子「はい」 由香「小町ちゃんは まだ近くに犯人がいるかもしれないから、 全ての出入口の施錠!」 小町「は、はい!」 由香「私は他の人達を起こしてくるわ!」 ゾクリとした・・ そう、まさしく あの二人を殺した無差別殺人鬼が この近くに潜んでる可能性だって あり得るのだ。 いや、ひょっとしたら もう館に入りこんで 次のターゲットを狙っているのかも・・ もしも、殺人鬼の目的が皆殺しなら 私も・・・ いやいや、悲観的に考えるのはよそう・・ ジョーズ「アンタら、一人づつ行動したら 危ないやろ~ 事態が事態やし、それくらいなら うちらも手伝ったるわ」 ジョーズ・・意外に良い奴かもしれん・・ 結局、 私と小町ちゃんは施錠係、 夏子さん、理子は電話係 他の人達を起こして集合させる係は 由香オーナー、ジョーズ、ミミズに決まった。 小町「じゃ、私たちは施錠しに行こっか・・ 私、か弱いから、犯人が出てきたら助けてネ」 なんでよりによって こいつなんかと一緒の係に・・・
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