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小夜館に戻ると、由香オーナーは従業員に指示を飛ばした
由香「夏子ちゃん、アナタはすぐに警察に電話して!」
夏子「はい」
由香「小町ちゃんは
まだ近くに犯人がいるかもしれないから、
全ての出入口の施錠!」
小町「は、はい!」
由香「私は他の人達を起こしてくるわ!」
ゾクリとした・・
そう、まさしく あの二人を殺した無差別殺人鬼が
この近くに潜んでる可能性だって あり得るのだ。
いや、ひょっとしたら
もう館に入りこんで
次のターゲットを狙っているのかも・・
もしも、殺人鬼の目的が皆殺しなら 私も・・・
いやいや、悲観的に考えるのはよそう・・
ジョーズ「アンタら、一人づつ行動したら
危ないやろ~
事態が事態やし、それくらいなら
うちらも手伝ったるわ」
ジョーズ・・意外に良い奴かもしれん・・
結局、
私と小町ちゃんは施錠係、
夏子さん、理子は電話係
他の人達を起こして集合させる係は
由香オーナー、ジョーズ、ミミズに決まった。
小町「じゃ、私たちは施錠しに行こっか・・
私、か弱いから、犯人が出てきたら助けてネ」
なんでよりによって
こいつなんかと一緒の係に・・・
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