第2章 ファーストステージ

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理子「二日前に予約した、吉良理子ですけど~」 おいおい、二日前って・・ このスキー旅行、計画したの一ヶ月以上前なんだけど・・ どうみても、宿の予約 忘れてて、 大急ぎで調べたけど、 ここの小夜館しか空いてなくて、 仕方なく予約したって感じだなあ、 理子様よぉ!! 由香「はい、確かに予約いただいておりますね。」 理子はこっちを振り向くと、ニコリとした後でVサインをした。 文句の一つでも言ってやろうかと思ったが、 理子の馬鹿面をみると、怒る気も失せて、こっちもニコリと笑みを返した。 由香「じゃあ、お部屋へご案内しますね。 夏子ちゃん、お客様を204号室へ案内してちょうだい」 すると、夏子さんであろう、女性が大広間の奥から出てきた・・って、 ちょっと・・何、この人・・! 私は思わず目を疑った・・
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