第一章

6/46
前へ
/241ページ
次へ
「お前、水谷やろ?」 突然、名前を呼ばれたハヤトはキョトンとした。 「だからなんやねん」 「俺は近藤。近藤海斗や……三中の近藤いうたら、聞いた事あるやろ」 「知らん」 ハヤトはニヤニヤ笑いながら、海斗が凄んでくるのをかわした。 「自己紹介はエエねん。やんのか? やらへんのか?」 ハヤトは余裕たっぷりに言った。 海斗は考えた。 ここでハヤトに喧嘩で勝てば、自分はもっと有名になれる。
/241ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加