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「てめぇ、また謹慎になりやがったな。退学になったらどーすんだ!高校卒業しねーと絶対雇ってやらないからな!!」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!!!!」
俺はとりあえず本能のまま謝った。
土下座する勢いで謝った。
和久井さんはしばらく俺に説教して
フィニッシュに『このクソガキ!!』と俺のみぞおちに思い切り拳を沈めてから
さっさとロッカールームを出て行った。
清々しいほどのスピードと的確さ。
そしてダメージ。
俺はみぞおちを押さえて背筋を丸めながら、よろよろと和久井さんのあとに続いた。
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