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小道を歩いている。
しばらく歩いた所で足元でグチュっと何かが潰れた音を聞く。
何かと思いふと見てみると、野菜が一つ潰れている事に気付く。
よくよく見るとそれはきっと以前はとても新鮮な一つの野菜だったのだろう、そういう確信が湧いてくる。
ここでやっと辺りを見回す。
次にそこがそんな新鮮な野菜達がすくすくと育くまれている農園だという事に気付く。
各々の畑で各々の成り行きで育っているそれらの野菜達は、不思議と皆色艶形のどれも良く、見れば衝動的に一つだけでも頂きたいという気が起きたそして先ず一つだけ頂いた。そして腹一杯頂いた。
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