第十一章『二つの人格』

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そこで何故かカレンが過激に反応する。 「ちょっ……白亜はわた……、そ、そういうのは好きじゃ無いのよ!!あんたがサービスしたいだけでしょ?!」 俺も洋介も驚く。 そればかりか、奴も驚いていた。 しばらくひいていたが、しばらくしてまた語り始めた。 『…へぇ。なるほどねぇ。アンタ、その子の事好きでしょ?』 「な?!な、なななな???!!」 『わかったよ。アンタが見てる前では何もしないよ。大好きなボーイフレンドを奪ったりはしないよぅ。あ!でも、ヤッパリタイプだからアンタが見てない時に……ウフフ、ケケケケ……』 「∞∴♂♀℃¥$¢£%#&*@§☆●◆◎□▽※!!!!~~」 カレンは日本語翻訳不能の状態だった。 顔は赤くなり、とにかく力任せに油と火を投げていた。 「はぁ……はぁ……」 でも奴は軽く避けてケラケラ笑っていた。 途中で洋介が耳打ちをしてきた。 「……女って怖ぇえな…」
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