1023人が本棚に入れています
本棚に追加
会場には、リュウの父と、トキの部下とその息子がいた。
何つうか・・・中の上くらいの顔だな・・・
トキの部下の息子を見たシンはそう思った。
「おや、部外者がいるみたいだね・・・」
そう言った息子はシンたちを見て言った。
「おい・・・ここにいるのは、時期当主になる方々だ。無礼はよせ・・・」
リュウの父が息子をたしなめるように言った。
「これは失礼・・・」
そう言った息子は肩を上げた。
「・・・父上・・・今日はお見合いを断りに来ました。俺には愛する人がいます。」
「ワイです。」
そう言ったセイジは一歩前に踏み出した。
最初のコメントを投稿しよう!