宝剣事件

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「『水柱』!!」 そう言ったナオキはシンたちの足元に水柱を発動させた。 「「なっ!?」」 シンたちは呆気に取られてナオキの水柱によって上に打ち上げられ、地面に落ちて気を失った。 「みんな、ごめん・・・」 そうポツリと言ったナオキはシンたちに背を向け、宝剣を持ってどこかに行く・・・ 「・・・くそっ!!まさか、ナオキが『黒鮫』の一員だったなんてな・・・」 シンは1人、背中をさすりながら言った。 「・・・こいつらの容態は大丈夫だから、さっさと行かねぇと・・・宝剣が奴らに渡ってしまう・・・」 そう言ったシンはノロノロと歩き、どこかに向かう・・・
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