授業

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「うるさい!!俺は孤独じゃない・・・」 そう言ったリュウは目を伏せた。 「・・・ほらよ・・・」 そう言ったシンはキャンディーを投げてリュウに渡した。 「・・・なんだこれは?」 リュウはキャンディーを凝視して聞いた。 「コーラ味だ・・・俺様の好きな味だ・・・食べればいい・・・」 「そう言って俺を油断させるつもりか!?」 「そう思いたければ思えばいい・・・俺様はどうでもいいんでね・・・」 そう言ったシンはリュウに背を向けて空を見た。 リュウはキャンディーについている物を取り、口に入れた。
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