不審な動き

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「・・・先生呼びに行ってた・・・」 なぁんてな・・・キャンディー食べてただけだけどな・・・ 「何故来ない?」 「俺様、信用ならないみたい・・・それで戻って来たらこのザマ・・・」 シンはやれやれといった感じに肩をすくめる。 「まさか、合体技で来るとはおもわな・・・」 そこでリュウは力尽きた。 「・・・しゃあねぇな・・・『天聖天翔(テンセイテンショウ)』・・・」 シンがそうポツリと言うとリュウたちの傷が塞がり、さっきまで歪んでいた顔が安らかな眠りになった。 「・・・その術は魔王しか出来ない。貴様、何者だ!?」 仮面の一人は額に汗を浮かべてシンに聞いた。
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