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「そう言う事です。それじゃあ、今日の授業は終わります。」
そう言ったシオンは教室から出て行った。
・・・まさかシン君がＺクラスを合格するとは思いもよらなかったです。
苛めとは言え、少々やりすぎたと思って反省していましたが・・・そのような反省はいらなかったようですね。
きっと、彼の事なら武術で対抗したに違いありません。
そう思ったシオンは細く微笑み・・・
彼らしいですね・・・
それより、魔王の行方を探さなくてはいけません。
・・・不本意ですが、彼にはお世話になりました。
礼の一つくらいしたいものです。
そう思ったシオンは目がマジだ。
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