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ハッとして、目が覚めた。 高鳴る鼓動。 そして、額に浮かぶじっとりとした汗。 澤宮 よしみ(さわみや よしみ)は、真っ暗な自分の部屋を見渡した。 いつもとかわりのない部屋。 自分の部屋だと認識し、ホッと胸を撫で下ろす。
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