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「ふわぁ……」
俺は上杉 剣斗。
自分ではいたって普通の高校生だと思っている………が普通の生活をおくれていない……
その原因が……
「ダメだよお兄ちゃん食事中に欠伸しちゃあ!」
妹の美帆。
黒髪ツインテールで容姿端麗、運動神経抜群のちょっぴり自慢の妹だ…………一部分を除いて。
その一部分が。
「次に欠伸したらミホにキスだからね?」
これだ……極度のブラコン、兄への溺愛っぷり、これがなければ普通の生活がおくれるのに……
「なんでそうなる……妹にキスなんか出来るか!?」
「してくれないの……?」
そして上目遣い………だが負けん!!
「駄目だったら駄目だ!!お前の上目遣いは効かない!」
そしてそれを見ていた俺の前に座っている魔王が。
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