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テ「ん…んん?どこだ?ここ」
テンマが気が付いた所は、まったく見覚えの無い場所だった。
テ「目が覚めて、しらない場所にいるってことは…また飛んだってことか…」
『キーン、コーン、カーン、コーン』
近くで学校のチャイムが聞こえてきた。
テンマは、チャイムの音を聞きながら、翠の話しを思い出していた。
テ「確か、小学生の時にも襲われたって言ってたな…しかも、この前は翠の家に飛んだってことは、近くに翠の通う学校があるのかも…探してみるか」
周りを見渡しながら歩き始める。そして、チャイムが聞こえてきた方向へ足を運ぶ。
テ「あっ!公衆電話だ!懐かしいなぁ、最近は見ないもんな…」
その時だった。
「きゃゃ~!!」
『ガシャーン!』
近くで、何かが壊れる音と、女の子の叫び声が聞こえてきた。
テ「翠!?急がなきゃ…あっ!その前に…!」
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