『正義の味方』

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テンマがたどり着いた先には、小学生時代の翠と、あの男がいた。翠の家族を殺した男が…。 テ「間に合ったのは良いけど…どぉするかなぁ。まぁ取り合えず!」 テ「せいっ!」 男「うっ」 テンマは男の後ろから、不意打ちの飛び蹴りを放った。 男「くっ!お前!何処かで見たことあるなぁ…あぁ!あの時の若僧か!」 テ「なんで、こんな事するんだ?なんで、この子の家族を殺した!」 翠・男「!!?」 男「そんなの、決まってんだろ?顔を見られたからだよ!それに、警官から逃げるのに、空き家に入ったと思ったら、家族全員でお出迎えだ!!そりゃー殺すだろ?」 テ「くっ!!」 男「それにしても、不思議な奴だな、お前!あの時も急に現れやがって!おかげで、そこのガキを殺しそこねた。」 テ「こっ!こんにゃろー!!」 テンマは男の挑発にのり、殴りかかろうとしたが、かわされ、足を掛けられ転んだ。 男「あの時、言ったよなぁー!お前も殺すってな!!!」 テ「殺せるかな?」 『ピーポー、ピーポー』 パトカーのサイレンが聞こえくる。 男「何っ!?」 テ「ここに来る前に、警察に電話しといたんだよ!」
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