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テンマは携帯で連絡しようとしたが、まだこの時には、テンマの携帯は使えなかった。そして、途中で見付けた公衆電話で、警察に連絡をしていた。
テ「どうやら間に合ったみたいだな…」
男「ちくしょー!覚えてろよぉー!」
男は一目散に逃げていった。
テ「覚えてろよって…TV以外で初めて聞いたなぁ…」
翠に歩み寄る
テ「大丈夫?」
翠「うん…助けてくれてありがとう…お兄ちゃん誰?」
テ「えぇっと…通りすがりの正義の味方?」
(うわぁー、言っちゃったよ)
翠「どうして、私の家族がいないの知ってるの?」
テ「それはぁぁ……正義の味方…だから?」
翠「ふーん、正義の味方…」
テ「そうそう」
(翠は、この時から疑り深いんだなぁ…まぁ当たり前か…)
翠「あぁー、お皿割れちゃった…せっかく作ったのに…」
『ドクンッ』『ドクンッ』
テ「…来た…」
翠「何がぁ?」
テ「ん!?こっちの話し…じゃぁ僕は行くね」
翠「えっ!?」
テンマは誰もいない所を探し、走り始めた。
テ「はぁ、はぁ、本当にちょっとなれたかも…」
テンマは公園を見付け、そこのトイレに入った。
『ドクンッ』『ドクンッ』
『キィィーーン』
テ「やっぱ痛てぇぇー」
『キィィーーン』
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