2007.5.3

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『ジリリッ、ジリリッ』 目覚ましの音が鳴り響く 「んん、ん?……!やべっ!」 (僕の名前は暁【あかつき】 テンマ。今日は彼女と遊園地でデートなのに…遅刻しそうだ) 30分遅刻でテンマが到着 「遅~~い」 テ「ごめん、ごめん」 (彼女の名前は葵衣 翠【あおい みどり】大学の時から付き合い始めた) 翠「遅刻した分、イッパイ遊ぶよ!」 テ「はい、はい」 翠「『はい』は、一回!」 テ「はい、分かりました!」 翠「よろしいぃ!じゃ行こう」 楽しい時間は早いもの…気付けば夜になっていた。 家族連れは帰り始め、ほとんどカップルだけが残っている。 遊園地の出口に向かい、歩く二人 翠「やっぱ、こぉゆう所は楽しいね」 テ「そうだね。それに昔、家族と来たときはこんな時間までいなかったし」 翠「そぉなんだ…。良いね。」 「私ね……両親死んじゃっていないんだぁ…。」 テ「えっ!?あっ!ごめん!」 翠「ん!?良いよ。そんなに気にしてないし。」 テ「そうなんだ…なんで、死んだの?」 翠「殺人事件ってやつ?まぁ犯人は私が高校生ぐらいの時に捕まったらしいけど…」 テ「マジっすか?」 翠「マジっす!まぁ私はこうして生きてる訳だし…ん~でも、『家族』ってゆうやつに憧れみたいなのはあるかなぁ」 テ「そうなんだ……」 翠「はぁ、昔話したらお腹減ってきちゃった。」 テ「じゃ~、何処か食べに行こうか?」 翠「そうしよ!」
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