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『ジリリッ、ジリリッ』
目覚ましの音が鳴り響く
「んん、ん?……!やべっ!」
(僕の名前は暁【あかつき】 テンマ。今日は彼女と遊園地でデートなのに…遅刻しそうだ)
30分遅刻でテンマが到着
「遅~~い」
テ「ごめん、ごめん」
(彼女の名前は葵衣 翠【あおい みどり】大学の時から付き合い始めた)
翠「遅刻した分、イッパイ遊ぶよ!」
テ「はい、はい」
翠「『はい』は、一回!」
テ「はい、分かりました!」
翠「よろしいぃ!じゃ行こう」
楽しい時間は早いもの…気付けば夜になっていた。
家族連れは帰り始め、ほとんどカップルだけが残っている。
遊園地の出口に向かい、歩く二人
翠「やっぱ、こぉゆう所は楽しいね」
テ「そうだね。それに昔、家族と来たときはこんな時間までいなかったし」
翠「そぉなんだ…。良いね。」
「私ね……両親死んじゃっていないんだぁ…。」
テ「えっ!?あっ!ごめん!」
翠「ん!?良いよ。そんなに気にしてないし。」
テ「そうなんだ…なんで、死んだの?」
翠「殺人事件ってやつ?まぁ犯人は私が高校生ぐらいの時に捕まったらしいけど…」
テ「マジっすか?」
翠「マジっす!まぁ私はこうして生きてる訳だし…ん~でも、『家族』ってゆうやつに憧れみたいなのはあるかなぁ」
テ「そうなんだ……」
翠「はぁ、昔話したらお腹減ってきちゃった。」
テ「じゃ~、何処か食べに行こうか?」
翠「そうしよ!」
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