殺人事件

3/3
前へ
/42ページ
次へ
テ「はぁぁ~、助かったぁ」 「キミ!大丈夫?怪我はない?」 少女は震えながら首を縦に振った テ「キミ、お名前は?」 少女「み、みどり。あ、あおい みどり。」 テ「えっ!?」 (翠と同じ名前!?) テ「もしかして……こうゆう字かな?」 〔葵衣 翠〕 み「うん、お兄ちゃんどぉして分かったの」 テ「あぁ…お兄ちゃんの彼女も同じ名前なんだ…」 (同姓同名かぁ…単なる偶然か?) み「お兄ちゃん血が出てるよ…大丈夫?」 テンマの顔には、男の攻撃を避けた時についた、薄い切傷がついていた テ「ん?あぁ~これぐらい大丈夫だよ。」 テンマはそう言うと、周りを見回した。パトカーがどんどん近付いてくる。っふとカレンダーに目が止まった。 『1983.12.24』 テ「1983年!?1983年の12月!??どぉゆうことだ!?」 み「お兄ちゃん?どぉしたの?」 テ「ねぇみどりちゃん、今日って12月24日?」 み「そぉーだよ」 「今日、幼稚園でクリスマス会やったもん」 『バタンッ』『バタンッ』 パトカーのドアが閉まる音がした。どぉやらついたみたいだ。 テ「ヤバいな…今こんなところで捕まったら何も答えらんないよ!こっちの頭が混乱してるのに!!ってゆうかこのままいくと俺が犯人?逃げよ!」 テンマは取り合えずもといた2階の部屋に戻ろうとした… み「お兄ちゃんどこ行くの?怖い!おいて行かないで!!」 テ「大丈夫だよ、みどりちゃん。すぐお巡りさんが来るからね」 『ピンポーン』『ピンポーン』 「葵衣さーん!開けて下さい!」 『ピンポーン』『ピンポーン』 テ「ヤバッ!じゃ~ね、みどりちゃん!」 テンマは、走りだし2階の部屋へと戻った。 テ「これから、どぉしょ~!取り合えず外から…」 『ドクンッ』『ドクンッ』 テ「あれ!?これって…」 『ドクンッ』『ドクンッ』 『キーーーーーーン』 またもやテンマに激しい頭痛が襲ってきた。 テ「っ痛!!」 1階から警官の声が聞こえてくる… 「おい!一応2階も調べるぞ」 テ「ヤバイッ!」 『ドクンッ』『ドクンッ』 『キーーーーーーン』 テンマの意識は、だんだん遠ざかっていった。
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加