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テ「はぁぁ~、助かったぁ」
「キミ!大丈夫?怪我はない?」
少女は震えながら首を縦に振った
テ「キミ、お名前は?」
少女「み、みどり。あ、あおい みどり。」
テ「えっ!?」
(翠と同じ名前!?)
テ「もしかして……こうゆう字かな?」
〔葵衣 翠〕
み「うん、お兄ちゃんどぉして分かったの」
テ「あぁ…お兄ちゃんの彼女も同じ名前なんだ…」
(同姓同名かぁ…単なる偶然か?)
み「お兄ちゃん血が出てるよ…大丈夫?」
テンマの顔には、男の攻撃を避けた時についた、薄い切傷がついていた
テ「ん?あぁ~これぐらい大丈夫だよ。」
テンマはそう言うと、周りを見回した。パトカーがどんどん近付いてくる。っふとカレンダーに目が止まった。
『1983.12.24』
テ「1983年!?1983年の12月!??どぉゆうことだ!?」
み「お兄ちゃん?どぉしたの?」
テ「ねぇみどりちゃん、今日って12月24日?」
み「そぉーだよ」
「今日、幼稚園でクリスマス会やったもん」
『バタンッ』『バタンッ』
パトカーのドアが閉まる音がした。どぉやらついたみたいだ。
テ「ヤバいな…今こんなところで捕まったら何も答えらんないよ!こっちの頭が混乱してるのに!!ってゆうかこのままいくと俺が犯人?逃げよ!」
テンマは取り合えずもといた2階の部屋に戻ろうとした…
み「お兄ちゃんどこ行くの?怖い!おいて行かないで!!」
テ「大丈夫だよ、みどりちゃん。すぐお巡りさんが来るからね」
『ピンポーン』『ピンポーン』
「葵衣さーん!開けて下さい!」
『ピンポーン』『ピンポーン』
テ「ヤバッ!じゃ~ね、みどりちゃん!」
テンマは、走りだし2階の部屋へと戻った。
テ「これから、どぉしょ~!取り合えず外から…」
『ドクンッ』『ドクンッ』
テ「あれ!?これって…」
『ドクンッ』『ドクンッ』
『キーーーーーーン』
またもやテンマに激しい頭痛が襲ってきた。
テ「っ痛!!」
1階から警官の声が聞こえてくる…
「おい!一応2階も調べるぞ」
テ「ヤバイッ!」
『ドクンッ』『ドクンッ』
『キーーーーーーン』
テンマの意識は、だんだん遠ざかっていった。
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