霊感少女～実話短篇集～

守護霊？

両親が家を留守にし、二週間程一人暮らしを満喫していた時にそれは起こった。

翌日友達と約束していた私は風呂の準備をし、まだ寒い頃だったので浴室暖房と洗面所に電気ストーブを付けた。

浴室が暖まるまでリビングで携帯を弄っていた私は疲れからかウトウトと居眠りをしてしまった。

すると、
ガタッガタガタガタッと音がする。私は驚いて目を覚ました。ガタガタガタガタ、音はまだ続いている。

私は一体何の音だろうと耳を澄ます。

その音はどうやら洗面所の方から聞こえてくる。

私は身を起こして洗面所へと向かった。