守護霊?

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ガタッ、ゴトンッゴロゴロゴロ…不意な音で再び意識覚醒。   何だ何だと辺りを見回す。居眠りする前の部屋の様子と違った所を探す。 ああ、なんだ。 リビングの片隅に置いてある調度品棚の上に置いてあった対の置物の一つが落ちたんだと悟る。   その置物はソファーの下に転がっていた。私は壊れるような物でもないし後で拾おうと思った。何故なら濡れたままの髪が既に冷たくなってしまっていて風邪を引きそうだったからだ。   私は足早に洗面所へと向かい髪を乾かした。所要時間は凡そ10分。   髪を乾かし終えた私はやれやれとリビングに戻ってソファーの下を覗き込んだ。   あれ?置物が無い。   私は不思議に思いながら置物を探した。   すると、 置物は元の調度品棚の上に戻っていた。 自分で?そんなはず…   私は再び考えるのを止めて布団の中に潜り込んで眠りの世界に身を投じた。  
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