退屈な日々の真ん中で

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「嗚呼、今日も憂鬱だなぁ。」 僕はこの錆びれた街に住む小学生…名前はまだないんだ。 まぁ冗談だけどねww そう冗談。僕は谷村シンジ。 ところでなんで僕が憂鬱なのかというと、友人の有村の家にテレビを運ばなくちゃいけないから… 何分、僕の財布にはお金が無いからテレビを売ってお金にしようと思ったのさ。 でも歩いて届けにいくのは大変だなぁ なんて思っていると目の前には手頃な自転車が転がっていた。 「コイツ動くぞ!」 僕は誰のかわからない自転車をいただくことにした。 その後、後方から「俺の自転車がない~」って聞こえたけど気のせいだと思う。 しばらく走ってると自転車が突然停止した。
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