かごめの決意…そして…

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「……犬夜叉………」 かごめは四魂の玉を見ながらそうつぶやいた 犬夜叉はかごめのとこには行かず一人御神木にいた 犬夜叉は犬夜叉なりに考えていた ー次の日ー かごめはみんなが寝静まってるのを確認すると楓の家を出た 誰もかごめが出たことを知らない かごめは一人御神木にいた 昨日からずっと考えていた かごめはある決意をしたその時 「かごめ」 かごめは驚いた 声の主はさっき寝ていたはずの犬夜叉だったからだ 「答えは出たか?」 「…うん」 「…そっか」 「犬夜叉…」 「なんだ…?」 「これ…犬夜叉に渡しとくね…」 かごめが渡したのは四魂の玉だった 「…かごめ」 「これは犬夜叉が使って…私は玉を浄化するだけだしそれに…我が儘言ってたら桔梗に怒られちゃうしね…」 「………わかった」 かごめは笑っていたが目には涙が溜まっていた犬夜叉はそれを見て 「今は俺を頼れ…かごめ」 「……うっ……ぅうっ………グズ……」 かごめは犬夜叉の言葉で何かが切れたかのように声を殺しながら泣き崩れた かごめは泣き止み犬夜叉にありがとうと言った 犬夜叉はああと言ったがそれ以上黙ったままどこかへ行ってしまった かごめは楓の家に向かった 「かごめ様…」 「かごめちゃん…」 「かごめ…」 「かごめ…」 「みんな……私行くね…」 みんなはすぐ理解してくれた 私は荷物をまとめ井戸に向かった みんなはかごめが辛くなると思い井戸には行かなかった かごめは井戸に到着し井戸に手を当て今までのコトを思い出していた 「犬夜叉…みんな…私…忘れないから…」 かごめは井戸に足をかけ入ろうとしたとき 「かごめ!」 後ろから犬夜叉の声が聞こえた 「かごめ!俺は絶対お前のこと忘れない!いつか必ずお前を探し出してやるから!他の男のとこに行くんじゃねぇぞ!」 この日初めて本当の想いを犬夜叉の口から言った かごめはうんと答え井戸の中へと消えていった でもその時かごめは知らなかった犬夜叉がずっと泣いていたことそして悔いていたことを .
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