ユニーク

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エマは窓際で本を読んでいた 紳人「何してんの??」 エマ「…」 紳人「……」 エマ「…本…」 紳人「そっそうだよね…どんな話???」 エマ「…」 紳人「……」 エマ「健全な男子が働きもせず家で過ごしているそいつが異世界に行って魔王を倒す依頼を請けて旅をして行くまだ最後まで読んで無いけど多分悲しい物語」 一気に言った 紳人「そうなんだ」 エマ「…そう…」 紳人「何て題名??」 エマ「…」 紳人「……」 エマ「…FANTASTIC・NEET…」 紳人「面白い??」 エマ「…ユニーク…」 紳人「そうなんだ」 エマ「…そう…」 紳人「今日は昼ご飯一緒に食べない??」 エマ「…二人で…??」 紳人「いや、グリムとアルトも誘って!!他にも女の子二人誘ってさぁ??」 エマ「…構わない…」 紳人「ホントに!?」 エマ「…」 紳人「じゃあ授業終わったら誘いに来るね??」 紳人はグリム達の所に戻った アルト「どないやった??」 紳人「昼ご飯食べる約束した!!」 アルト「やるやないか!!二人でか!?」 紳人「いや、お前等と向こう三人の六人で!!」 アルト「シント!!お前って奴は!!何て友達想いな奴なんや!!」 バルト「全員終わったな!!今日の授業は終わりだ!!ホームルーム始めるぞ!!」 全員席に着いた バルト「来週はいよいよ遠足だ!!各自六人のグループを作っておけ!!いいな!?」 紳人以外のクラスメイトは遠足と言う単語に対してあからさまに嫌な顔をした バルト「以上!!解散!!」 …
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